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お盆の時期、先祖信仰の深奥と、ご先祖様との正しいつながり方を知るべく民俗信仰と呪術のエキスパート・まじない屋き りん堂店主・き りん師にご教授願おう。
き りん師のまじない作法は、土用期間を軸に行われるが、残念なことに今年の夏の土用(7月19日~8月6日)は本誌発売直前に終わっている。
「では、次回の秋の土用(10月20日~11月6日)に向けて心構えをしつつ、8月のお盆を調える前提でおまじない作法を提案しましょう。7月お盆と8月お盆がありますが、せっかく先祖のことを意識することの多いこの時期、先祖供養との向き合い方を知っていただくいい機会です」(き りん師)
そして、師は年代物の半紙を出して墨に浸した筆をササっと走らせた。
——これ(①)は先ほどおっしゃった「おやすめまじない」の護符でしょうか?
「いいえ、それとは少しやり方が異なっていて、月刊ムー用に謹書したものです。いわば、特定の個人に向けたものではなく、万人向けの万霊符。名づけるとすれば『先祖供養万霊符』です。
できればこれをお盆期間中、お仏壇や神棚に置いていただくのがいい。お盆の時期は、いつも通りお寺などに詣でたあとで、ご先祖様に対し『安らかにいてくださいますように』『子孫ともども安寧に暮らせますように』と祈るのがいいですね」
――この筆致は何をあらわしているのでしょう?
「てっぺんに、ご先祖さんの筆頭たる人を置き、同時にそれを癒すためのおかげさまを置いて、そこからつながる累々の者たちがこの符の中に入っています。そして、そのはたらきが頂点部分からバーッと広がっていく。
そういう図です。
なので、自分の思いをそこに乗せて、“入れてもらう”イメージで、『私のおかげさまよ、みんなに届け!』と」
――ここでいう累々の者たちとは?
「自分に関わるご先祖様、血縁含め、自分を育んでくれたすべての人々のおかげさまです」
――その祈りはいつやってもいい?
「そう、通年OKです」
――「おやすめまじない」のように祈りをルーティーン化する場合、おまじない言葉があれば教えてください。
「あえてお伝えすれば、このようなものです。
(手を合わせ)
『心やすらかに なごみ まろみにて 先に るいるいと やすらぎませ』」
――つづいて供養の食事を摂る場合に注意すべきことは?
「いちばんいいのは、何でも丸々と食べること。夏の疲れは一年の最後まで引っぱりますから、食べ物で癒していただく意味で、とくに野菜や果物の“ 生なり物”は、感謝を込めて、できるだけ丸ごと食べる。いったん護符にお供えし、祈ってから食べるのもいいですね」

また今回は特別に、親子関係や親族関係がこじれて、素直に先祖供養に向かう気にならない方のための秘密の護符(②)をお出しいただいた。
「とくに親子関係が納得いってなくて、素直に気持ちを向けることはできない。あるいは、今は恨みつらみはないけど、祟ってほしくない、遺恨を自分の子供や家族につなぎたくない場合のまじない符です」「名づけるなら『みまかせ符』。これは、気になる故人に対して、先祖累々の中に『身を任せる』という意味のほか、「身罷る(亡くなる)」の意味もあります。
――亡くなってしまえ、という意味ですか?
「そう。でもすでに故人ですから。しかし、その方に対するネガティブな感情(怨み)はなくなっていない。つまり、自分の中では親や祖父母、親戚は死んでいない」
――つまり、この場合は、自分の中にある故人に、いなくなってくださいという意味ですね。では、この筆致は何をあらわしているのでしょう?
「ひとつの龍神符ではあるのですが、形としては、いったん留まったものが跳ねて人に飛び出ている感じですね。そうそう、『飛んでいけ!』みたいな」
――この護符はどのように扱ったらいいでしょう?
「これに関しては、何も唱えなくていい。①の護符に任せてしまいましょう。なので、①を表にして、その裏に②を重ねて安置してください」

今回は、さらにもうひとつ秘符(③)を謹製いただいた。
「家族や血縁関係者の中で、唐突に自死を選んでて亡くなっている方がいる場合、あるいは原因不明の病や突然の事故で亡くなった方がいる場合。そのような方のための護符です」
――とくに自死の方に対しては、残された家族や関係者は引きずる場合が多いですね。
「そう。関係性がいい状態で唐突に亡くなられると、本当に心にポカンと穴が開いた状態になる。その死が受け入れがたいし、やすらかな後生を祈る気にはなかなかなれません」
――この護符の意義、メッセージを解説してください。
「命名するとすれば、『みのふせ符』。身が臥せっている(斃れている、亡くなっている)の意味です。家族や関係者の心は死んだ状態ですが、故人はやすらかな死に至っていない。しかし、生きている人はそこから身を起こさなきゃいけないし、亡くなった人はあの世に行けるよう死を受け入れて(臥せって)いただけるようにというメッセージです」
「イメージとしては、『立つ人は立つ、臥せる人は臥せる』の符。つまり、自分がすっと立って、心の空洞の中にこの人たちを背負う(死を受け入れる)ことをあらわしています」
――では、この護符にどんな祈りをこめたらいいでしょうか?
「なにとぞ安寧の地に、ご先祖様たちとともにひとつのコロニーのなかに溶け込んでもらいたい、ということですね」
「こちらも、①の裏に重ねて安置します。『先祖供養万霊符』の世界にやすらかに入っていただけるように祈りをこめましょう」

(月刊ムー 2024年9月号)
*「先祖供養万霊符」は月刊ムー2024年9月号(紙版)の付録で手にすることができます。お求めは書店などで。

本田不二雄
ノンフィクションライター、神仏探偵あるいは神木探偵の異名でも知られる。神社や仏像など、日本の神仏世界の魅力を伝える書籍・雑誌の編集制作に携わる。
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