大河ドラマをムー的に楽しむ副読本「紫式部と源氏物語の謎55」/ムー民のためのブックガイド
「ムー」本誌の隠れ人気記事、ブックインフォメーションをウェブで公開。編集部が選定した新刊書籍情報をお届けします
記事を読む

ホラー界隈のクリエイターが「なぜ怖いか」を問いかけ合う。
映画「リング」公開が1998年、「呪怨」が2000年。『新耳袋』第一夜の出版も1998年。
「Jホラー」や「実話怪談」という言葉が世に広まってから気づけば長い年月が経っている。
そんな現在、日本では何が怖がられ、どんな恐怖が生み出されているのだろうか。
「今、なにが怖いのか」に迫った挑戦的な論考集『ジャパン・ホラーの現在地』が集英社より発売されている。
著者はムーの連載「怪談連鎖」でおなじみ、TVをはじめ各メディアで活躍中の怪談研究家・吉田悠軌氏。現場取材や資料調査などルポルタージュ的手法で怪談に挑む吉田氏が、日本ホラー文化の最前線に立つクリエーターたちと議論をかわすのが本書だ。
対談相手は黒史郎、梨、澤村伊智など錚々たる怪談作家陣から、飯倉義之(大学教授)、大森時生(TVプロデューサー)、心霊ビデオ研究会とジャンルも多彩。多様なメディアで表現され、受容されるジャパン・ホラーについて多角的に考えることのできる一冊となっている。
1章 今、テレビだからこそ出せる「怖さ」 ――大森時生
2章 『近畿地方のある場所について』が明らかにしたヒットの要件 ――背筋
3章 文字の怪談、声の怪談 ――黒史郎
4章 インターネットで語られる怪談 ――かぁなっき 煙鳥
5章 回帰と拡散のホラーゲーム 2015-2024 ――向江駿佑
6章 汲めども尽きぬ「民俗ホラー」という土壌 ――澤村伊智 飯倉義之
7章 ほんとにあった! 心霊ドキュメンタリーの世界 ――寺内康太郎 心霊ビデオ研究会
8章 透明な私(nothing) ファウンド・フッテージの作り方 ――梨
9章 ブームからリバイバルへ ホラー漫画の40年 ――緑の五寸釘

『ジャパン・ホラーの現在地』( 吉田悠軌 編著、税込1,650円、集英社)
webムー編集部
関連記事
大河ドラマをムー的に楽しむ副読本「紫式部と源氏物語の謎55」/ムー民のためのブックガイド
「ムー」本誌の隠れ人気記事、ブックインフォメーションをウェブで公開。編集部が選定した新刊書籍情報をお届けします
記事を読む
空から降ってきた「ネコ人魚」と「カニ雷獣」の衝撃/大江戸怪獣録
カエルや魚など、本来空から降るはずのないものが降ってくる事象を「ファフロツキーズ現象」と呼ぶ。今回はお江戸の空から降ってきた怪獣たちの図版をながめてみたい。
記事を読む
晩年の取材で見せた”素顔の五島勉”と時代の”ストーリー”/初見健一・昭和こどもオカルト回顧録
昭和の時代、少年少女がどっぷり浸かった怪しげなあれこれを、“懐かしがり屋”ライターの初見健一が回想。 今回は初夏に逝去された五島勉氏の仕事を回想するとともに、晩年に取材した際に筆者の見た人物像を振り返
記事を読む
出雲口伝に基づく歴史観の旅「古代出雲王国 謎解きトラベル」/ムー民のためのブックガイド
「ムー」本誌の隠れ人気記事、ブックインフォメーションをウェブで公開。編集部が選定した新刊書籍情報をお届けします。
記事を読む
おすすめ記事