シベリア米が世界を救う! 世界の食糧危機を「日本の稲作」で対策しよう/食糧危機(1)・久野友萬
人口爆発、戦争、気候変動など悪条件の重なりから世界的な食糧危機が迫る。食料自給率の低い日本にとっても切実だが、意外にも日本には有利な面もある? サイエンスライターが解説!
記事を読む

モンゴリアン・デスワームの伝道者といえば……?
夏のミュージアムといえば、おばけ、昆虫、そしてやっぱり恐竜。今年もそろそろ化石の季節。新潟県立万代島美術館では6月末から「化石ハンター展」が開催される。今から約100年前、中国とモンゴルの国境地帯にひろがるゴビ砂漠で、数々の貴重な化石を発見したアメリカ自然史博物館のロイ・チャップマン・アンドリュース。古生物学の発展にも大きく寄与し、「化石ハンター」と呼ばれた彼の功績を記念する展示だ。

1922年から1930年にかけて、アンドリュースはゴビ砂漠で5回にもわたる探検調査を行なっている。彼が「化石ハンター」と呼ばれる所以だが、その後ここは世界各国から古生物学者たちが訪れる化石発掘のメッカとなった。同展では、ゴビ砂漠で発見されたアジアの大型肉食恐竜や、日本・モンゴルの調査隊が発見したさまざまな化石が展示される。
そしてもうひとつの見どころが、世界初公開となる大型哺乳類「チベットケサイ」の全身復元骨格と復元モデルだ。チベットケサイをはじめ、チベット高原で寒冷気候に適応した大型哺乳類たちは、その後地球が氷河期をむかえると各地に広がっていったという新説がある。「アウト・オブ・チベット」説と呼ばれるものだが、チベット高原が氷河期生物のゆりかごとなっていたなんてなんともロマンがある。

ところで、「アンドリュース、ゴビ砂漠」といったら、ムー読者であればもうひとつ別の生き物を想像するのではないだろうか。そう、あの「モンゴリアン・デスワーム」の情報を初めて欧米に伝えたのがこのアンドリュースなのだ! 彼自身は実在を信じていなかったといわれるが、「化石ハンター」は今につながるUMA情報伝道者の顔も持つ。まさに冒険者、探検家の鑑たる彼に思いを馳せながら鑑賞すると、ひと味違った感慨があるかも。
ロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年記念
化石ハンター展 ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣
会期:6月25日(火)〜9月23日(月、振替休日)
会場:新潟県立万代島美術館
料金:一般1,800円、大学・高校生1,500円、中学生以下無料
詳細は公式サイトから

webムー編集部
関連記事
シベリア米が世界を救う! 世界の食糧危機を「日本の稲作」で対策しよう/食糧危機(1)・久野友萬
人口爆発、戦争、気候変動など悪条件の重なりから世界的な食糧危機が迫る。食料自給率の低い日本にとっても切実だが、意外にも日本には有利な面もある? サイエンスライターが解説!
記事を読む
「ホログラフィック宇宙論が解き明かす臨死体験の謎」ムー2024年2月号のカバーアート/zalartworks
「ムー」2024年2月号カバーアート解説
記事を読む
”河童の手”が雨を呼ぶ!? 茨城・満蔵寺で伝説のミイラと遭遇/石原まこちん・漫画ムーさんぽ
都市伝説ウォッチャーの漫画家・石原まこちんが散歩気分で高みを目指すルポ漫画、6回目! 今回は「ビブリオマンシー」の回で暗示された「河童の手」のご開帳に立ち会いました。
記事を読む
酒呑童子が恋愛の神に、そしてイケメン絵巻に…美形化の謎!?/松原タニシ超人化計画「酒呑童子」(2)
恐ろしい鬼の首領・酒呑童子は新潟では恋愛の神さまになっていた!さらにタニシを待ち受けていた衝撃の酒呑童子絵巻とは。
記事を読む
おすすめ記事