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稲生物怪録が絵本に!
妖怪好きなら知らない人はいない、江戸の妖怪遭遇譚「稲生物怪録」。16歳の青年稲生平太郎のもとに丸々ひと月、30日もの間モノノケが出現し続けたという怪事件で、舞台となった三次、現在の広島県三次市は、もののけミュージアムが設置されるなど今や「妖怪の聖地」といってもいい状況になっている。
この稲生物怪録が絵本になるといわれたらそれだけでも興奮するが、さらにすごいのが執筆陣。文を手がけたのが京極夏彦、絵が石黒亜矢子というのだから、もうこんな贅沢な妖怪絵本は当面あらわれないかも……とも思ってしまう。ボリュームたっぷりの88ページ、その全ての見開きが二度めくれる片観音開きのしかけになっていて、実質2倍楽しめる内容だ。

『もののけdiary』京極夏彦文、石黒亜矢子絵、2,200円(税込)、岩崎書店
webムー編集部
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