霧島の高千穂峰に屹立する御神宝の真実 天孫降臨の神器「天逆矛」の謎/MUTube&特集紹介 2024年5月号
「三種の神器 」に次ぐ神宝ともいわれる霊矛の衝撃の真実を三上編集長がMUTubeで解説。
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永遠の眠りを妨げた大きすぎる代償なのか――。古代エジプトの墳墓を600年ぶりに開いて生死の境をさまよった経験を持つエジプト学者が、事の顛末を語っている。
1922年、エジプトのルクソール近郊にある「王家の谷」で、3000年前の“ファラオ”であるツタンカーメン王の墓が発見された。
1923年2月16日、考古学者ハワード・カーターをはじめとする26人の立ち合いのもとで埋葬室が開かれ、収蔵されていた棺をはじめとする5000点以上もの豪華絢爛な遺物の数々が大きな話題となった。
しかしその6週間後、立ち合い人の1人であったカーナヴォン卿が急死するという出来事が起きたのだ。当時の新聞は、その死について「ファラオの呪い」であると書き立てて都市伝説化し、現代まで語り継がれている。
カーナヴォン卿の死は墓に封印されていた危険物質の放出の結果だとする説もあるが、しかし、そうであればその物質に誰よりも触れたはずのカーターに何の症状も出なかったのは不自然ではある。とすれば、やはり「ファラオの呪い」なのだろうか。
そして、この「ファラオの呪い」が現代に再来したかもしれない。
エジプト生まれでロサンゼルス在住のドキュメンタリー作家でエジプト学者でもあるラミー・ロマニー氏が先日、ジョーダン・ハービンジャー氏のポッドキャスト番組「The Jordan Harbinger Show」に出演し、「ファラオの呪い」で生死の境をさまよった体験を語っている。
ロマニー氏は2019年に番組の取材でエジプトを訪れ、600年にわたり封印されてきた古代の墓の内部に入り、調査と撮影をすることになった。
「私にとってはもちろん、現地ガイドにとっても完全に初めての経験でした」(ロマニー氏)
墓の中はコウモリとヘビがうようよ生息しており、空気中に舞い上がった粉塵で健康を害してもおかしくない環境であった。ガイドが床の石を叩くと、周囲に潜んでいた多数のヘビがカタカタと音を立てて次々に姿をあらわすという、背筋が凍る光景を目にしたという。
「私たちは撮影を開始し、その墓の下に行くと何かを見つけました。そして私の呼吸はとても荒くなりました。大量のコウモリと悪臭で、その墓を出るしかなかったのですが、一気に気分が悪くなりました」(ロマニー氏)
墓の中はコウモリの尿のアンモニア臭に満ちていて、身体が拒否反応を示し、呼吸さえ難しくなったということだ。
この時こそ、ロマニー氏に言わせれば「ミイラに呪われた」瞬間だった。そして次の日から、ロマニー氏は謎の疾患で生死の境をさまよったというのだ。
墓での撮影を終え、カイロのホテルに戻ってその夜は何事もなく過ごしたが、翌朝になるとロマニー氏は42度の高熱を出し、ベッドから出ることさえできなかった。咳が止まらず、何度も血を吐いたのだった。
「私は幻覚を見ており、妻は私のことをとても心配していて、どうやって生き延びたのかわかりません」(ロマニー氏)
医者がやってきたが、ロマニー氏の症状の正確な診断を下すことはできなかった。
「私が何に罹患しているのか医者にも本当にわかりませんでした。しかし、私が前日のことをすべて詳しく説明したところ、大量の抗生物質を投与されました。」(ロマニー氏)
医師はひとまず抗生物質を処方するしかなかった。最悪の場合は入院することも考えられたが、抗生物質を服用して少し様子をみると、幸いにも快方へ向かったのだった。
「数日が経ち最終的に回復しました。ミイラの呪いであったかどうかはともかく、あの墓は私を危機に追い込んだのです」(ロマニー氏)
墓の主の眠りを妨げたロマニー氏は呪われたのだろうか。埋葬室の中で何百年も滞留していた粉塵を吸い込んだことで体調を崩す――それがミイラの呪いの正体なのだろうか。一時は死の淵にまで追い込まれたロマニー氏であったが、「私は生きています、今日もここにいます」と締めくくっている。いずれにしても、考古学には意外な危険も潜んでいるものだ。
【参考】
https://www.infinityexplorers.com/mummys-curse-egyptologist-rami-romany/
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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