プーチンが極秘に南極へ移送!? 禁断の聖遺物「ガブリエル・アーク」の謎/遠野そら
崩壊した聖なるマスジド・ハラームから〝発見〟された「ガブリエル・アーク」。モーセのアークにも匹敵する力を秘めたこの聖遺物は、はたして何を目的に創られたのか? そしてふたつのアークそれぞれの役割とは?
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世界各地の古代文明のレリーフに描かれている人物に、奇妙な共通点があった――。文化も出自も異なるはずのキャラクターたちが、皆一様にハンドバッグを手にしているのだ。
古代エジプト文明の象徴であるピラミッドだが、それと同様の四角錐の形状の古代遺跡が実は世界各地に存在している。何千年も前の地球で、何万キロも離れていたそれぞれの古代文明にこうした共通点が見られるのはどういうわけなのか。どんなに離れていても、ひょっとするとその起源は同じなのだろうか。
以下の“ハンドバッグ”もまたそうした世界各地の古代文明に共通する謎のアイテムだ。イラクのシュメール人が描いた描写、トルコの寺院の遺跡、ニュージーランドのマオリ族の装飾品、中央アメリカのオルメカ人が作った工芸品などにいずれも“ハンドバッグ”が登場しているのである。

それぞれ異なる文明の工芸に登場するハンドバッグ表現の謎は、専門家たちの間で大いなる疑問を引き起こしている。それは古代文明間の“相互関連性”について何かを暗示しているものなのだろうか。
ハンドバッグの描写の最も古い例の一つは、トルコ南東部の尾根の頂上に位置する「ギョベクリ・テペ遺跡」で見ることができる。紀元前約1万1000年以上に遡るギョベクリ・テペは、これまでに発見された世界最古の寺院群の一つだ。聖域とされる寺院群の正確な目的は不明だが、考古学者が動物の骨を多数発掘していることから、この寺院は宗教的な犠牲の場として機能していた可能性があるようだ。
ギョベクリ・テペの寺院の壁や柱は、おそらく宇宙のさまざまな創造物を表現するために、精巧な彫刻が施された動物、神々、神話上の生き物で装飾されている。しかし、ある彫刻のタペストリーの中に3つの“ハンドバッグ”が横たわっているように見える描写があり、豪華に装飾された壁と柱にさらなる謎を加味しているのだ。
ソフトウェアデザイナーで作家のレアード・スクラントン氏は、初期の宗教は地球上の生命の基本的な要素を崇拝していたと考えており、したがって「3つのギョベクリ・テペの“ハンドバッグ”は、寺院であるこの場所をアイコンとして象徴的に定義するものと言えるでしょう」と説明している。
さらにスクラントン氏は、これらの古代美術に描かれたハンドバッグは「通常、丸い取っ手のような上部と長方形の底部を特徴とし、程度はさまざまですが、詳細なテクスチャやパターンが追加されている場合があります。そして(ハンドバッグは)、人、神、または神話上の存在が手に持っているように独立したオブジェクトとして描かれます」と解説している。
スクラントン氏によれば、これらのハンドバッグは宇宙を単純かつ直接的に表現したものだった可能性があるという。バッグのストラップのように見える半円の部分は、空の半球を表しており、一方、立体的な正方形のベースは地球を表しているということだ。つまり、空と大地が組み合わさった表現であるというのだ。
「アフリカからインド、そして中国に至る古代文明において、円の図形は精神性や非物質性の概念と象徴的に関連付けられ、一方、正方形の図形は地球や物質性の概念と関連付けられることが多い。したがってこのイメージは地球と空、存在の物質的要素と非物質的要素を象徴するために使用されていると主張する人もいます」(スクラントン氏)
この謎のハンドバッグは、宇宙を表現したものなのだろうか。
中東で見つかったハンドバッグ彫刻の中でも有名なものは、紀元前880年から859年の間に古代イラクのアッシリア人によって作られたものだ。そして、南米で見つかったハンドバッグ彫刻で有名なものは、紀元前1200年から紀元前400年の間に古代メソアメリカのオルメカ人によって作られた石のレリーフだ。どちらも、男性が手にハンドバッグのようなものを提げており、顕著な類似性が示されている。
作家のB・L・フリーボーンは「アッシリア美術に登場するこのバッグには魔法の粉が入っていると言われます。一方、オルメカの芸術に描かれている場合は、これらはハイになるためのハーブが収められていると予測されます」と説明している。
また、遠く離れたニュージーランドでは、マオリ族の文化的背景の中でハンドバッグが表現されていると思われる。マオリの神話によれば、尊敬される英雄は神々の住処への驚異的旅を経て、深い知恵を獲得した。帰還した時、この英雄は神聖な知識で満たされた3つのバッグを運んでいたという。
これらのマオリの“ハンドバッグ”は、トルコのギョベクリ・テペの工芸品に驚くほど似ており、どちらも高次の存在によって与えられる知恵に対する敬意と感謝を象徴しているという。古代の物語の具体的表現として機能するだけでなく、天からもたらされたインスピレーションの贈り物を祝い、保存したいという人類の普遍的な意思を強く示しているとも言えるのだ。
さらに、古代エジプト美術では、象形文字の中にハンドバッグのような興味深い表現が見られる。これらの描写ではハンドバッグは神や女神の神聖な住居であり、ハンドバッグのストラップは携帯用テントのドーム型のポールを象徴し、四角い底はこれらのポールに掛けられた布や動物の皮を表している。
注目すべきことに、この構造はネイティブアメリカンの移動用住居であるティピーや中央アジアのパオなど、他の古代の建築デザインと類似しており、このシンボルがさまざまな文化や時代を超えた普遍的なものであることを示している。
世界中の古代文明で描かれる“ハンドバッグ”たち。アメリカ、エジプト、古代メソポタミアの古代文明が、よく似た宇宙観を共有しており、実は同じ神々を奉っていたということなのだろうか。
そして、その神々の正体とは「古代宇宙飛行士説」で想定されているように、地球にやって来て人間に文明を授けた異星人なのかもしれない。はたして“ハンドバッグ”が人類文明の草創期に神々の介在があったことを示す動かぬ証拠になるのかどうか、今後の調査と研究の進展に期待したい。
【参考】
https://www.ancient-origins.net/artifacts-other-artifacts/handbags-021191
https://anomalien.com/handbag-of-the-gods-the-mysterious-symbol-of-the-ancient-civilizations-of-the-world/
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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