「UFOは我々を練炭にできる」UFO公聴会の出席議員が危機感表明! 政府に完全なる情報開示を要求
先日のUFO公聴会に出席した米下院議員によれば、地球外生命体は我々の手には負えない高度な技術を有しており、その気になれば我々を練炭のように変えてしまうことさえ簡単なのだいう――。
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出現、消失、増殖……SNSでも話題の「モノリス」について、2020年12月4日段階の情報をお届けする。(2020年12月4日)
ここ数日、“Monolith=モノリス”という言葉が検索ワードランキングの上位に位置している。耳慣れない単語かもしれないが、SNSをチェックすればすぐに明らかになるだろう。石柱を意味するモノリスという単語が多くの人たちにアピールしている理由は、アメリカとルーマニアで起きた奇妙な現象にある。

11月18日にアメリカ、ユタ州南東部に広がる砂漠地帯で上空から野生のオオツノヒツジを数えていたヘリコプターのクルーが、岩の間に奇妙な物体を見つけた。降り立ってみると、それは高さ3.6メートルの金属柱だった。人里離れた砂漠には不似合いすぎる物体を目の前で見たパイロットのブレット・ハッチングスは以下のように語っている。
「同乗していた生物学者が、“あれを見ろ!”と叫んだ。彼が指さす方向を見ると、金属の棒のようなものが立っていた。これまでかなりの時間空で過ごしてきたが、あんなものは見たことがない」
「あんなものは見たことがない」という部分に関しては、ハッチングスたちがフェイスブックにアップした動画を見た人たちもまったく同じように感じたに違いない。クルーが撮影した写真は、瞬く間に世界規模で拡散した。

“ユタモノリス”の高さは前述の通り3.6メートル。3枚の鉄板がプリズムのような形に組み合わせられている。存在が明らかになった直後から多くの人々がGPSマッピングのソフトを使って所在地を特定し始めた。それと同時に“作者”探しも盛んになったが、この原稿を書いている時点ではまだわかっていない。『2001年宇宙の旅』に出てくる象徴的なモニュメントにそっくりな外見で、グーグルアースのデータを調べてみると、2015年8月から2016年10月の間に現れたと考えられる。
ところが、11月27日になって事態が急転する。世界中の人を騒がせたモノリスが突然消えたのだ。ユタ州政府土地管理局も、#Monolithを付けた以下のような文章をフェイスブックページにアップした。
“ユタ州土地管理局は「モノリス」と呼ばれている公有地における不法設置物の存在に関する報告を受けており、その内容は信用に値するものである。しかし当該物体は何者かによって撤去された。当該物体が私有物である可能性があるため土地管理局は撤去に関与しておらず、経緯については当該地域を管轄する保安官事務所に委ねることとした。国際的にも注目された当該物体は、正体不明の個人あるいはグループによって撤去されたと考えられる”
詳しい調査が行われる前に、モノリスは姿を忽然と消してしまった。人里離れた場所にあったため、現場でモノリスを目の当たりにした人の数はきわめて限られていたはずだ。モノリスが立っていた場所には、ピラミッドの形をした岩が残されていた。モノリスとピラミッド。いずれもアーキタイプ的なメッセージを連想させるものと言っていいだろう。しかし、話はここで終わらない。
ユタ州でモノリスが消えた11月27日の夜、そっくりの物体が約9500キロ離れたルーマニア北部の都市ピアトラ・ネアムツにある遺跡“ペトロデータ・ダキア要塞群”で見つかった。ルーマニアのモノリスの高さは4メートルほどで、表面に無数の円が見える。ユタ州で消えた直後というタイミングで、遠いヨーロッパに再び出現したモノリスに関してネットがざわついたことは言うまでもない。ルーマニアのモノリスは表面には溶接した痕跡があった。これは、いわゆるコピーキャット的な行為だったのだろうか。

しかし、こちらのモノリスも12月1日に、消失してしまった。ネット上で話題になり、多くの人々の関心を集め始めたところで突然消えてしまったところはユタのモノリスそっくりだ。
誰が立てたのかも、誰が持ち去ったのかもわからない。地元新聞『Ziar Piatra Neamt』紙のロバート・イオスブ記者が「地元に住んでいる人のいたずらで、溶接技術もつたない」と語っている。
ユタのモノリスが2015年8月から2016年10月の間に現れたと考えられることは前述した。しかしルーマニアのモノリスに関しては出現に関する時系列が何も明らかになっていない。地元の人がまったく気づかなかった事実を考えると、やはりユタのモノリスが消えた後に現れたと考えるのが妥当なのだろう。
相次いで二つの大陸に現れた二つのモノリスが意味するものは何か。きちんとした調査が行われる前に消えてしまったため、さまざまな憶測が後を絶たない。ただ、ユタのモノリスはすでにネット上ではネタ化していて、「写真を見てひと言」のお題になっており、数々のミームがアップされている。
原稿執筆時点で明らかになっているユタのモノリスに関する新情報にも触れておいた方がいいだろう。現場を訪れたロス・バーナーズというカメラマンが興味深い写真をインスタグラムにアップしている。夜の砂漠で、モノリスを撤去している4人の男性を写したものだ。本当ならば、“偶然”モノリスが運び出される現場に居合わせたことになる。ただ、この写真に対しては疑念をあらわにする人たちが少なくない。前述の通りモノリスそのものがミーム化していることもあり、数えきれないほどの人が参加するネット大喜利の最新の答えという見方も否定できない。

その一方で、すべてが計算されつくした意図的な行為であるという説も無視できないのが事実だ。前述の通り、ユタとルーマニアはおよそ9500キロ離れている。地球の外周の4分の1にあたるこの距離に何らかの意味があるのなら、次に出現するのはマダガスカルのどこかということになる。同じようなモノリスがマダガスカルに現れたら、その意味性はよりシリアスな態度で語られるべきだろう。
『2001年宇宙の旅』では、モノリスが“人間の進歩の飛躍的な一歩”のシンボルとして描かれていた。映画のテーマはコンピューターと宇宙旅行だ。ユタとルーマニアに現れたモノリスはただのいたずらであり、ネット大喜利のお題にしか過ぎないのか。あるいは、今の筆者には想像できないような背景と広がりをもつ現象なのか。
この原稿はここで終わるはずだった。
しかし、日本時間12月4日に”3本目”出現の第一報があった。場所は南カリフォルニア州内陸部に位置するアタスカデロという都市の山の中だ。『アタスカデロ・ニュース』紙によれば高さは約3メートル、1面の幅が約45センチあり、重さは100キロほどと推定されている。

今後もモノリスの出現はしばらく続くだろう。ネット大喜利やミームのネタとして扱われることが始まりだったとしても、人間の深層心理や集合的無意識に働きかけるような”現象”が、なぜ約5年前に準備されたのか。
もっと大きなうねりの発端である可能性を考えるのは、あまりにもうがった見方だろうか。
宇佐和通
翻訳家、作家、都市伝説研究家。海外情報に通じ、並木伸一郎氏のバディとしてロズウェルをはじめ現地取材にも参加している。
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