霊界の宇宙「ゼロ・ポイント・フィールド」の謎/MUTube&特集紹介 2024年4月号
「ゼロ・ポイント・フィールド」はたしてそれは、どのような理論なのか? 三上編集長がMUTubeで解説。
記事を読む

古代ギリシャで作られた謎多きピラミッドが、大きな関心を集めつつある。古代エジプトよりも前に、古代ギリシャはピラミッドを建造していたのだろうか? 世界史の最新ミステリー!
ギリシャに「ヘリニコンのピラミッド」と呼ばれる古代建造物がある。ピラミッド状構造の基礎部分が残されているのだが、なんとギザの三大ピラミッドよりも古い時代に建造された可能性が囁かれている。つまり、これは巨大なオーパーツかもしれないのだ。
そもそも、多くの人が古代ギリシャとピラミッドを紐づけて考えることさえなかったはずだ。3つの大ピラミッドを誇る古代エジプトのイメージが強すぎることも理由の一つだろう。しかし、中南米ならメキシコやペルー、アジアなら中国やカンボジア、そして新大陸アメリカでさえ、ネイティブアメリカンが独自の文化の遺産としてピラミッド状構造を残している。このリストに、長い歴史を誇るギリシャ文明が加わったところで、そこまで驚くべきことではない。

では、ヘリニコンのピラミッドは、いつ、誰が、何のために建てたのか。ヒントや手がかりは極めて乏しい。この建造物が見つかった当初は、あくまでもギリシャ国内の考古学界に限って論争が繰り返されている程度だったが、その存在がネットで広まるにつれ、アマチュア考古学者まで巻き込んで、今やギリシャ考古学界全体の重要問題として認識されるに至った。
アテネの西、ペロポネソス半島南東部に位置するリゾート地、アルゴリス。問題のピラミッド状構造は、この地で街を取り囲むように点在しているという。そして特に不思議なのは、こうしたピラミッド状構造の中に“5000年前“に建造されたと思われるものが含まれている点だ。
それが正しければ、古代エジプト初のピラミッドとされる「ジェセル王の階段ピラミッド」は約4700年前に築かれたため、300年もギリシャのほうが古いことになる。しかも、一般的に古代ギリシャは紀元前3000年頃に生まれたエーゲ文明から始まり、ローマ帝国に支配される紀元前2世紀ごろまでとされるため、実に定説より2000年以上前から高度な文明が栄えていたことになり、世界史が大きく塗り替えられることになる。

専門家の中には、数学や天文学分野において卓越した能力を有していた古代ギリシャ人が大型の船舶を建造し、世界各地を訪れていたという仮説を支持する人々さえいる。だとすれば、世界各地に残されたピラミッドは古代ギリシャ人の影響下で建造されたものだったのか。実際、ヘリニコンのピラミッド構造検証チームは、エジプト型ピラミッドとの類似点を多く見出しているというのだ。
ところが、ギリシャ文化省は2017年に次のようなコメントを発表している。「アルゴリス平野の南東部には、今も要塞跡が残されている。この遺跡がいつの頃からか『ヘレニコンのピラミッド』と呼ばれるようになった。発掘作業で得られた物的証拠を基に年代を測定したところ、4世紀の終わりに作られたものである可能性が高く、一部の研究家が結論としたがっている紀元前の建造物であるとは考えにくい」

ギリシャ文化省のコメントでは“要塞跡”という断定的な言い方で形容されたが、それ以外の可能性を見出そうと訴える声も根強い。古代の戦士に対する儀式が執り行われたり、彼らに対する崇敬の念を新たにする場所だった可能性も取りざたされている。場所から考えると、戦士の墓所ということも考えられる。
いずれにせよ、本格的な調査が開始されるのはこれからだ。これにはギリシャ文化省も積極的に関わらざるを得なくなるだろう。検証全体のクオリティが上がり、精度の高い結論が導き出されることを期待したい。驚愕の新事実が白日の下に晒される時はくるのだろうか?
【参考】
https://greekreporter.com/2023/04/28/ancient-pyramid-greece/
宇佐和通
翻訳家、作家、都市伝説研究家。海外情報に通じ、並木伸一郎氏のバディとしてロズウェルをはじめ現地取材にも参加している。
関連記事
霊界の宇宙「ゼロ・ポイント・フィールド」の謎/MUTube&特集紹介 2024年4月号
「ゼロ・ポイント・フィールド」はたしてそれは、どのような理論なのか? 三上編集長がMUTubeで解説。
記事を読む
古代エジプト「ヘリコプター」レリーフを巡る不自然な「重ね書き」説/遠野そら
オーパーツとして知られる「古代エジプトのヘリコプター」レリーフには、重ね書きで生じたものという指摘がある。合理的に思えるが、わかりやすい説明のための説でしかないのかもしれない。
記事を読む
光や音を浴びると治療になる!? 薬のいらない“未来の医療”研究開発への期待
最近、音や電気で病気を治すというヤバめの医療機器が相次いで市場に出ている。背景にあるのは医療費削減。医薬品の貿易赤字は、令和4年には約4.6兆円というとんでもない額に膨らんでいる。輸入ばかりで輸出がな
記事を読む
野生児を通じて教育の意味を問う奇譚「狼少女・アマラとカマラ」の悲劇
昭和の怪しげなあれこれを、“懐かしがり屋”ライターが回想。今回は、”キョウイク”テキストとなった「狼少女」について。
記事を読む
おすすめ記事