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待望の書き下ろし怪談集!
オカルトコレクター、呪物蒐集家、怪談師、とさまざまな顔をもつ、オカルト界屈指の怪人・田中俊行さん。いま大ブームの呪物サイドではトップランナーとしてイベントや著書も大盛況の活躍だが、怪談の本は出ないのか、まだなのか……と首を長くして待ちわびていたファンも多いだろう。このたびついに、初の書き下ろし怪談集が発売された!
表題作になっている田中さんの代名詞「あべこべ」をはじめ、収録された31話がどれもとびきりにおもしろい。人に話したら死ぬという禁断の怪談「白い手」ほか、自伝的エッセイかなと思ったら最後にしっかり怪異がおこる「インド逃避紀行」など、田中さん自身が体験した、あるいは関係をもってしまった恐怖もたっぷりと収められている。
実話怪談のスタイルとして、それぞれの話は数ページでおさまるボリュームだが、にもかかわらず、一話ごとになにか長い「物語」を読み終えたような深い読後感に襲われる。いったいこの魅力はなんなのだろう……。まさにベストセレクション的怪談集、田中伝説に新たな一ページを加える作品だ。

『あべこべ』(田中俊行著、本体1,500円+税、二見書房)
https://www.futami.co.jp/book/index.php?isbn=9784576221137
ところで本誌的には、田中さんが一昨年、ムー500号発売にむけてムーを創刊号から読んでいくチャレンジ企画「ムー部」に挑戦してくれたことも忘れられない。たっぷりと田中怪談の魅力にひたったあとには、ぜひこちらの動画もご視聴を!
webムー編集部
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