250年未解決の幽霊船「オクタビウス号」の謎! 瞬間冷凍されたまま海を彷徨う船員たち/仲田しんじ
船員もろとも“瞬間冷凍”された幽霊船が大海原を漂っていた――。時間が止まったキャビンのデスクには、航海日誌を広げペンを握ったまま凍りついた船長が座っていたのだ。
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戦闘機F-16のAIによる自動操縦が可能になったと米軍が発表した! 戦闘機のパイロットさえ不要になる近未来の安全保障とは?
DARPA(米国防高等研究計画局)によれば、世界20か国以上の空軍で採用されているF-16型戦闘機をAIで飛行させる技術が完成した。つまり、人間のパイロットに代わって戦闘機を操縦する能力を持つAIと、その能力を完璧に活かすシステムが完成したということだ。
マスコミ向けの発表には「AI由来の新ソフトは、F-16が可能なすべてのタイプの飛行をこなすことができ、その精度はすでに何回も行われている飛行実験で実証済み」とある。“すべてのタイプ”という言葉には、当然ながらドッグファイト=空中戦も含まれる。
アメリカ空軍は、今回のソフト開発によって超高性能飛行型戦闘ロボットを手に入れた。しかも地上からのコントロールは一切必要なく、戦闘機が自らすべてを決めて行動できるのだ。人的資源を割くことなく高度な作戦行動が可能なら、空軍所属の航空機はやがてすべてがAI制御になってしまうかもしれない。

そういえば、昨今大ヒットした映画『トップガン:マーヴェリック』でも新世代ステルス型航空機に関するこの種のくだりが出てくる。AIと戦闘機の組み合わせがストーリーの前フリとして使われるくらいなのだから、実際は想像以上に進んでいると考えた方がいいのだろう。
これまでは、ドローンがアフガニスタン領内のイスラム原理派グループの拠点を爆破して帰還するというミッションの場合、ネバダ州辺りの基地でテレビゲームのように任務を遂行するオペレーターが必要だった。しかし今回発表されたテクノロジーは、こうしたシステムをはるかに凌駕する。なにせAIが本物の戦闘機を操縦して攻撃行動まで担ってしまうのだ。

すでにチェスや囲碁・将棋でAIが人間を凌ぐほどの能力を発揮することはわかっているが、今回のテクノロジーも、AIのあるべき進化形のひとつということができるだろう。どこの国であっても、軍部はかなり昔からコンピューター上でシミュレーションを行ってきた。当然のことながら、AIも技術の誕生と共に戦略に必要なピースとして組み入れられたが、こうした使い方は作戦立案での使用に留まっていた。それが戦闘機に搭載されるということは、AIが最前線の戦闘でも使われる時代に突入したことを意味している。

俯瞰的なシミュレーションを瞬時に行い、それを作戦級のレベルに落とし込み、さらに最前線の戦闘にも対応する――人間による立案に基づき人間が実行していた時代は過ぎ去り、AIによる立案に基づきAIが実行するのだ。
ここまで高度に進化したシステムがそれぞれ独立して存在するとは考えにくいし、統合によって作戦立案・戦闘のレベルがさらに上がることは間違いない。AI制御の量子コンピューターが、すべての端末から入ってきた情報を取りまとめ、AI同士で連携しながら、人間の判断能力をはるかにしのぐスピードで作戦立案から戦闘まですべてを実行する。そんな時代が始まったのだ。
2045年に訪れるといわれているシンギュラリティ(AIが人類の知能を超える転換点)によって、これまで人間が行っていた仕事の一部が機械まかせになるという話がある。今回紹介した記事を見る限り、戦闘機パイロットが含まれることもほぼ確実なようだ。
【参考】
https://www.vice.com/en/article/n7zakb/ai-has-successfully-piloted-a-us-f-16-fighter-jet-darpa-says
宇佐和通
翻訳家、作家、都市伝説研究家。海外情報に通じ、並木伸一郎氏のバディとしてロズウェルをはじめ現地取材にも参加している。
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