古書の山からハリポタ初版を発見した話など/南山宏のちょっと不思議な話
「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2022年12月号、第464回目の内容です。
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今回は、野菜やお米と会話ができる深澤早苗さんと川本竜也さんの料理ユニット「オムニバース」が登場。食べた人の心身と軸が整う「宇宙おむすび」の作り方を指南していただいた。この「宇宙おむすび」、作り方を教えてくれたのは、なんとお米自身だという。






生きるだけでも大変な世の中、心身の軸がブレやすいのを感じます。折しも地球の内核が逆回転をはじめたそうで、自転軸も揺れているのでしょうか。でも、身近な食材で自分の軸を整えることができるようです。
「体の中心軸がまっすぐに整う宇宙おむすび教室」を開いている「オムニバース」の深澤早苗さんと川本竜也さんにお話をうかがいました。
「宇宙おむすび」は、野菜と会話ができる料理研究家・深澤さんが考案したそうです。きっかけは、ある親御さんから、お子さんの偏食について相談されたこと。だれもが好きなおむすびで心身の中心軸が整えられたら、と思い、お米に尋ねてみたところ「できるよ!」と即答があり、特別なとぎ方と握り方を教えてくれたそうです。
川本さんのレクチャーを受けながら実際にやってみました。
炊きあがったお米を三角形に握って手の平にのせます。そして左へ倒し、おむすびの頂点を右手の中心に当てて起こすというのを7回くり返します(精白米の場合)。これは「七転び八起き」に通じるかも、と実感しました。おむすびは、倒れても起きあがりながら強くなっていきます。お米が育つ過程でも大雨や嵐にさらされ、倒れそうになったこともあったでしょう。それを乗り越えたお米たちのひと粒ひと粒が強さを分けてくれているような……。今までおにぎりを買うときは「具は何にしよう」ということばかり考えて、お米への感謝が足りなかったことに気づき、反省しました。
ちなみに、コンビニのおむすびを「むすび直す」こともできるそうです。精白米なら7回行う「左へ倒して起こす」を12回行い、つづいて「右へ倒して起こす」を12回。ただ、具がはみ出るようなおむすびは向いていないかも。具をとるか中心軸をとるか、究極の選択です。
「宇宙おむすび」は、食べても太りにくく、自然とベスト体重に落ちつくとか。また、おむすびを持っていると、体を押されてもよろけないという実験もしました。体幹が強くなって姿勢がよくなり、筋肉のバランスが整うなどの効果も。もう、整わないおむすびは食べられない体になりそうです。
辛酸なめ子
漫画家、コラムニスト。芸能界から霊能界、セレブから宇宙人まで独自の視点で切りこむ。
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