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ドイツのイルミナティが母体とされる「スカル&ボーンズ」、さらにイルミナティの中心組織と噂される「三百人委員会」を紹介。
アメリカのコネチカット州ニューヘイブン市にあるイェール大学で、学生どうしの秘密クラブとして1832年に結成されたのが、「スカル&ボーンズ」だ。
そもそもイェール大学は世界でも最高レベルの大学のひとつとされており、これまでに5人の大統領や56人のノーベル賞受賞者を輩出している名門だ。その大学の新入生のなかで、スカル&ボーンズに入会を許されるのはわずか15名ほどといわれている。つまり、会員はいずれもエリート中のエリートばかりということになるわけだ。
当然、社会に出た彼らは、国防総省や国務省といった国家の中枢機関に就職したり、金融、石油などの重要企業の経営者といった重要ポストに就くことになる。こうしてスカル&ボーンズは、アメリカ国家における影響力を強めてきたのである。

たとえば2004年に行われたアメリカの大統領選挙では、ふたりの候補者(ジョン・ケリーとジョージ・W・ブッシュ)がいずれもスカル&ボーンズのメンバーだった。ちなみにいわゆるパパ・ブッシュもやはりスカル&ボーンズである。さらに、歴代のCIA長官の座は、いずれもスカル&ボーンズが占めてきただといわれているのである。
陰謀史観の研究者によれば、スカル&ボーンズの母体はドイツのイルミナティだったとされる。スカル&ボーンズも、新世界秩序の形成というイルミナティの目的を達成するために、アメリカの政治を動かしているのだ、と。
果たしてそれが、どこまで事実なのかどうかはわからない。
彼らは、仲間どうしの秘密を厳守しているので、実態はなかなか外部に漏れないからである。しかも情報化が進んだ現代社会において、これほど庶民離れしたエリート集団の実態が公になれば、大きな反発を招くのは必至だ。そのため現在では、スカル&ボーンズの名前が前面に出されることは、きわめて少なくなっているようである。
「三百人委員会」は、世界支配を目指す秘密結社の最高組織だ。
設立は1727年、すでに300年近い歴史をもつ。もともとはイギリスの東インド会社における300人の会議から生まれたとされる。

元英国情報部MI6のメンバーだったと自称するジョン・コールマンなる人物によれば、三百人委員会の最高大総監にはフリーメーソンの最高位の人物が就任しており、また現在ではイルミナティの中心組織にもなっているという。さらにその一方で、イギリスの大財閥ロスチャイルド家の資産を、政治的に利用するために作られた組織だという説もある。
このように、結社の正体はいまひとつはっきりとしない。だが、彼らが目指している世界については明確だ。新世界秩序を構築することで、一部のエリート層によって世界を効率的に支配することとされている。
簡単にいえば、悪魔主義による地球支配計画だ。批判者によれば、彼らがめざしているのは「悪魔王国」の建設にほかならず、それはまさに「地球人類を家畜化」することだという。ポイントは、三百人委員会の主体はあくまでもイギリスにあるということだ。

本部もイギリスにあるし、主要メンバーもイギリス王室が中心である。そこに、著名な政治家、投資家、科学者、実業家、資産家などが加わることで組織が構成されている。アメリカ政府をはじめとする世界の国家は、あくまでも彼ら三百人委員会の支配下に置かれているのだ。そのトップに君臨していたのが、故・エリザベス2世女王なのである。
彼らは新世界秩序構築のために、21か条の戦略を掲げているといわれている。そのなかには「世界三大宗教を壊滅する」(第3条)、「三百人委員会にとって無駄な30億人の人々を死滅させる」(第9条)といったくだりもあり、現在の世界の混乱はすべて、彼らの意図のもとで行われていると主張する研究者もいるのである。

並木伸一郎
「ムー」創刊当初から寄稿するベテランライター。UFO研究団体ICER日本代表、日本宇宙現象研究会(JSPS)会長などを兼任。ロズウェルやエリア51をはじめ現地調査を重ねて考察し、独自の仮説を「ムー」や自身のYouTubeなどで発表している。
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