都市伝説「トレドの男」ミステリー! この世に存在しない国から来た男が作りだす世界線
“1954年、存在しない国トレドから来日し、騒動となったのちに姿を消した男がいた”……よく知られるこの有名都市伝説に、近年、新事実が発覚! それを元に、「トレドの男」の正体と事件の謎を考察する! 第1
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年老いた元CIAエージェントが最後に明かした極秘情報の数々――! エリア51と異星人の真実はどこにあるのか?
2013年に撮影された元CIAエージェントに対するインタビュービデオがスポットライトを浴びている。近年はエリア51関係者の証言が相次いでいるが、CIA関係者の証言は目新しいかもしれない。今後、諜報機関でも一気にディスクロージャーが進むのだろうか。
アメリカ人リサーチャー、リチャード・ドーランが行ったインタビューに応じたこの人物は、エージェント・キューパーとしか紹介されていない。1998年には超常現象研究の第一人者であるリンダ・ハウが11時間にも及ぶインタビューを行っているが、この直後にCIAからストレートな脅しを受けたため、表舞台から姿を消していたようだ。その後、死にゆく自分に何ができるのかよく考えたのだろう。遺言のような形で知っていることをすべて話すことを思い立ったのかもしれない。覚悟を決めた者の言葉は、聞く者に圧倒的な迫力で伝わってくる。彼が語るのは、本当に最後の真実なのか。
CIAがエリア51の存在を正式に認めたのは2013年だが、筆者はこの時ある種の違和感を覚えた。世界で最も有名な極秘基地のエリア51は、そもそも軍事施設だ。だからこそ上空の飛行禁止措置も設定されていた。この種の施設に関する情報は本来、ペンタゴンの管轄ではないのか。2013年の公式発表をCIAが行ったことで、エリア51はむしろアメリカの情報部門寄りの施設であり、情報機関による航空監視活動の基地だったことが暗に示されたといえないだろうか。

このインタビューの核となる部分は、生きている状態のエイリアンが幽閉されていたという証言だ。エリア51内にはS-4と呼ばれる区画がある。物理学者ボブ・ラザーが地球製UFOにつながるリバースエンジニアリングを行っていたと主張したのもこの施設だ。エージェント・キューパーは、S-4から南に20~24キロ走ったところに格納庫のような建物があり、ここでUFOの機体と生きたエイリアンを見たという。そして、インタビューに答える口調から、この機体がロズウェル事件で回収されたものであるらしいことがうかがい知れる。機体はアルミを思わせる金属でできていたという。また、墜落事故から生き残ったエイリアンは2体だったと語っている。
エージェント・キューパーはかすれた声で語る。「格納庫内部では、機体のすぐそばまで行くことができた。重さは70~150キロくらいに感じた。同時に生きた状態のエイリアンも見て、その後S-4に戻り、いわゆる解剖フィルムを見せられた。その場に私たちと一緒にいた士官は、グレイに対する尋問を再び行うと語っていた」

このインタビューが行われたのは、冒頭で紹介した通り2013年だ。CIAがエリア51の存在を公的に認めたタイミングを見計らった行動だったと考えられる。イギリスの『ミラー』紙によれば、エージェント・キューパーがCIAに所属していたのは1957年から1960年で、インタビューの時点で77歳だった。

この種の話が浮上するたびに考えるのは、当然のことながらまずは信憑性についてだ。エージェント・キューパーに関してはリンダ・ハウも長時間のインタビューを行っているので、ある程度は信じられるかもしれない。今回公開されたのは、2013年にワシントンDCのナショナル・プレス・クラブで行われた一般市民のための情報公開に関するイベントの後に収録されたインタビュー映像だ。
すべてを信じられない理由は何か。
ロズウェル事件に深く関わっていたフランク・カウフマンという人物がいた。著名なリサーチャーであるドナルド・シュミットがこの人物について徹底的に調べたところ、政府機関の命令によってロズウェルの街で暗躍し、ディスインフォーメーション工作に深く関わっていた事実が明らかになった。この種の現場作業について知っている筆者は、どうしても全てをすんなり信じることはできない。その一方、死を悟った老人が嘘をついて何の得になるのかという思いもある。結局、情報の内容判断や取捨選択は、受け取る側が自分のスタンダードに照らし合わせながら行っていくしかないのだろう。
宇佐和通
翻訳家、作家、都市伝説研究家。海外情報に通じ、並木伸一郎氏のバディとしてロズウェルをはじめ現地取材にも参加している。
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